2006年11月25日

ディープインパクト

明日はジャパンカップ(G1)です。
日本の誇る五冠馬ディープインパクトが、世界の強敵や唯一負けているハーツクライ、
今年の二冠馬メイショウサムソンと対戦する非常に楽しみにしていたはずのレースでした。
しかし、今の私の心境は、そこまで盛り上がっていません。(馬券は買うし、注目もしてますが…)

理由は、やはりディープインパクトの凱旋門賞失格問題のせいです。
結局、失格という形で一応の決着を見ましたが、モヤモヤしたものが残っていることは確かです。
JRAをはじめとする関係者の対応のまずさ…これがモヤモヤの1番の元凶ですが、
もう少しスマートな決着はなかったのでしょうか…
(JRAが過剰反応しなければ…という思いがありますが…)

私は、そこまでディープインパクトが『大好き!』というわけではありませんが、
将来、ディープインパクトという名馬が語られる時に、不自然に触れられることないタブーが
できてしまったのは残念でなりません。

私の持つこの苦~いモヤモヤした気持ちは、うまく言葉で説明できませんが、
もう一つの大好きなもの、F1でも同じ気持ちを持ったことがあります。
1994年のF1第3戦、サンマリノGPでアイルトン・セナが帰らぬ人となりました。
あの頃、私はJ・アレジの大ファンでしたが、セナの死は当時の私を空虚な気持ちにさせました。

セナの死があってもF1が続いていったように、何があろうと競馬も続いてゆく…
そしてそこには競馬を楽しみ続ける私がいる。
書いてる私も何を言いたいのか、よくわかりませんが、
私にとってディープインパクト問題は、そんなことを考えさせる出来事でした。

明日は、ディープインパクトVSハーツクライでしょうが、ディープ引退後に競馬界を背負う
メイショウサムソン・ドリームパスポートの3歳勢がどこまでやれるかにも注目します。
  

Posted by マンダレー at 23:52Comments(0)TrackBack(0)日記/中央競馬