2006年11月14日

蒼天を行くもの

日曜日に行われたエリザベス女王杯、少し後味の悪い結果に終わってしまいました。
個人的には、晴れて馬場状態が良だったので、スイープトウショウから斜行の被害馬
ヤマニンシュクルへ本命を変更していたので残念な結果でした。

素人目には斜行を受ける直前のシュクルの手応えは、すごく良かったように見えたのですが…

まぁ降着後の結果でも三連単124着の組み合わせしか持っていなかったので、
繰り上がりとはいえ勝ったフサイチパンドラは、ようやく眠れる潜在能力を開花
させつつあるのだな~と思いました。


さてたまには競馬以外の話題を…

もうずっと前から何度も読み返しているマンガがあります。それは 『蒼天航路』です。
三国志の中でも曹操孟徳を主人公にした作品ですが、なんで蒼天航路の話をするかというと、
この作品の中ですごく気に入ってる部分があるからです。
それは、劉備玄徳が、劉表の下に身を寄せて髀肉の嘆を囲っている時に出てくる言葉で、
この作品のオリジナルというわけではなく、『老子』の中の一節を引用しているのですが、
すごく良い言葉だと思います。

     天が人に大いなる任を下そうとする時、

       必ずまず

            その心志を苦しめ

            その筋骨を疲れさせ

            その身体を飢えさせ

            その身を窮乏させ

     行う事なす事に幾多の障害を与える

厭な時でもここを読むと、『あぁ~自分も同じ状態なんだ~』と思えて頑張る気持ちがでてきます。
この言葉を昨日の夜中、電話をしてくれた友達に捧げます。 

今はつらくても必ず陽は昇るよ!元気出して!!


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この記事へのコメント
 15年目で初重賞制覇ということもありますからね。彼が苦労をしていたかどうかは別にして…。

 私の好きな言葉は「果報は寝て待て」、「棚からボタ餅」であります。ダメ人間です。
Posted by GK at 2006年11月14日 00:20
GKさんありがとうございます。

一部スポーツ紙によると、件の騎手は年内引退を発表したそうですが、
このタイミングでの発表は、当てつけにしか思えないような気がします。
衰え行く自分の年齢に抗って結果を出している人だと思っていただけに
少し大人げないです。
そう言えばGKさんは、今回の『棚からボタ餅』を得ることはできましたか?
Posted by マンダレー at 2006年11月14日 00:56
 馬券だけはボタ餅は期待せずです。競馬に関してはこだわりすぎるぐらいにこだわりたいですね。
 引退はない、という訂正記事もあったようですね。マスコミが浅いというか、しれとるんでしょう。何でも書けばええってもんやないと思います。
Posted by GK at 2006年11月15日 22:16
馬券道、勉強になります。

それからGKさんからいろいろお話を聞いたおかげでマスコミの情報について
勉強になりました。本当に鵜呑みにしてはいけないのですね。
マスコミの情報の不確かさを考える時、去年の有馬記念を思い出します。
ディープの状態について半信半疑に思っていたにもかかわらず、
各紙の『ディープ絶好調』に流されて1着付けを買った自分を思い出します。
Posted by マンダレー at 2006年11月16日 22:56
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