2007年02月28日

う~む…高知競馬…

上海発世界同時株安が今日のトップニュースだと思うのですが、

私的に超気になるニュースがありました。

高知競馬で黒船賞の支援金を募集(3/1~3/21)
http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=18969&category=B

なんでも高知競馬で行う交流重賞の賞金が足りないので、

賞金総額6000万円(1着賞金3000万円)のうち 1000万円 を

企業・個人からの支援金に頼るそうです。当該レースの『黒船賞』は、3月21日に行われます。

私は、中央競馬(吉田稔騎手の件はいまだに納得できませんが…)も地方競馬も好きですから
出来れば両方とも末永く存続して欲しいと思っています。

ですが、正直、ここまでして交流重賞をやる価値とは何なのでしょうか?

高知競馬のファンの方もたくさんいるでしょうし、その方にとっては高知競馬に行ったことのない
私のような門外漢が偉そうにコメントするのは気分が悪くなるとは思いますが、

敢えて言わせてもらうならば、かりにもギャンブルの胴元であるはずの存在が、その運営資金を
それを楽しむ人々に募金してくれるように頼む…そしてそれを使って競馬をする…

…なんか間違っている気がするんですよね…

笠松競馬は、危機に際してオグリキャップ記念などの中央・地方交流重賞(ダートグレード競走)を
取りやめにして笠松競馬としての重賞、SP1にしました。

この笠松の決定を聞いた時、交流重賞ってドル箱ではないのかな?ナゼ??と思いました。
しかし、現状笠松競馬がギリギリのところで頑張れている(少なくとも私にはそう見えます)のは、
交流重賞撤退の決断が笠松競馬の負担軽減に貢献していると思うのです。

ましてや高知競馬は、年末年始の売上次第で廃止という状況であったのだから、去年11月の
ダートグレード競争暫定格付け発表時に撤退の決断も視野に入れることが可能だったのでは?
と思うのです。

お正月の廃止への売り上げノルマ報道といい高知競馬の窮乏は、痛いほど伝わるのですが…


この記事へのトラックバックURL

http://starman.mediacat-blog.jp/t4537
この記事へのコメント
まったく正論ですね。

高知競馬の存続を願っているファンがどれだけいるのかを試されているように感じてしまいました。 

ギャンブラーにとっては、投資するこにはシビアでなくてはつとまりません。負けると解っている馬に賭ける者はいないでしょ。 さらに寄付と言う行為は似合いません。 いくら集まることでしょうか。興味がわきました。

とりあえず、小額ですが寄付をしてみます。  なくなって欲しくないですからね。
Posted by セントレア at 2007年03月01日 21:05
セントレアさん、コメントありがとうございます。
こんな拙いブログを見て頂いてありがとうございます

高知競馬、本当に人事を尽くした結果が、寄付に至ったのか?
少し疑問が残ったので書いてみました。
ばんえい競馬の例にならったのかもしれませんが、
高知競馬のやり方は、やはり筋が違う気がします。

たとえこの試みが成功したとしても、これが今回に限ることならばよいのですが…
Posted by マンダレー at 2007年03月02日 00:38
上の画像に書かれている文字を入力して下さい